• リハビリ専門職の目線でプロレスを語ります

2.9大阪城ホールで内藤に負けたKENTAですが、2.1北海きたえーるから左腕のサポーターだけでなく、肩のテーピングをしていたのが気になりました。

ということで、今回はテーピングをしていた三角筋の作用と、実際テーピングをしてみた感想を述べたいと思います。ついでに2.9の感想も書いておきます。

三角筋の作用について

三角筋は肩を覆う大きな筋肉であり、前部中部後部に分かれており、それぞれ作用が異なります。また、角度によって作用が変わります。

三角筋前部線維
三角筋中部線維
三角筋後部線維
三角筋前部線維の作用
・腕を下ろした状態 → 屈曲と内旋
・90°屈曲した状態 → 屈曲と内旋
・90°外転した状態 → 水平屈曲
三角筋中部線維の作用
・腕を下ろした状態 → 外転
・90°屈曲した状態 → 前方線維は水平屈曲、後方線維は水平伸展
・90°外転した状態 → 外転
三角筋後部線維の作用
・腕を下ろした状態 → 伸展と外旋
・90°屈曲した状態 → 水平伸展
・90°外転した状態 → 水平伸展

KENTAは肩の手術で三角筋前部にメスを入れているため、左腕を使って相手を持ち上げたり、相手からのタックルを左肩で受けるのが厳しい状態です。肩の手術については過去の記事で取り上げています。

テーピングをしてみた結果

テーピングはキネシオテープを使用しており、安定性よりも動きやすさを重視しています。

特に三角筋前部・後部の作用をアシストしてくれるため、ボディスラムのような相手を持ち上げる技であったり、go 2 sleepでは相手を持ち上げた後に、左手で相手を下から押し上げる時の動作がしやすくなります。

筆者は右肩がルーズショルダーという状態になっているため、今回は同僚に右肩にテーピングをしてもらいました。ダンベルを持ってサイドレイズなどの動作を行なってみましたが、実際に肩の動作時の痛みが減り動かしやすくなりました。

もしかすると、KENTAは1.6〜2.1の間にウェイトトレーニングで肩を痛めて、テーピングをするようになったのかもしれません。全盛期の体を取り戻そうともがいているのでしょうか。

2.9 内藤哲也vsKENTAを視聴して

正直ところ、事前の予想通り手が合わなかったなーという感想を持ちました。

内藤は受け身が上手いものの、受けだすと防戦一方になって間延びするのがダメです。また、今回は流血というアクシデントがあったためか、急に試合が決まった印象でした。

KENTAはやはり左肩の状態が思わしくないのか、基本的に蹴りやラフファイトが中心です。相手が後藤洋央紀や石井智宏のように受けてもなかなかダウンせずやり返してくるタイプでないと、淡白な試合になりがちです。

ツイッターは一般人に絡み過ぎて距離を詰め過ぎてましたが、マイクやバックステージコメントは相変わらず面白かったです。この辺りは他の新日の選手も参考にすべきだと思いました。

THE NEW BEGINNING in OSAKA (Feb 9) Post match comments: 8th match

今年は俺の年だと言うからには、G1に期待しています。