• リハビリ専門職の目線でプロレスを語ります

どうも、ブログネタがなくて更新をサボっているむっちょです。

某ウイルスの影響でリアルタイムでプロレスを見る機会がぐっと減ってしまったので、過去の試合を色々と漁っています。

その中で、丸藤選手が当時のヒデオ・イタミ選手と試合をした時のテーピングが非常に気になりました。今回はこのテーピングの目的を考えてみました。

プロレスリング・ノア YouTube公式チャンネル

さっそくテーピングを真似してみた

ということで、テーピングをした結果以下のような形になりました。

前から見た場合
横から見た場合
後ろから見た場合

計4本のキネシオテープを貼っています。同僚とも話したのですが、こういったテープの貼り方は見たことがありませんでした。

そのため、以下に述べるテープの役割は筆者の予想になります。

1番上から順に三角筋前部・棘上筋〜三角筋後部・棘下筋・大円筋をアシストしているのではないかと考えました。※特に大円筋のテーピングは脇の下〜腕の内側に貼る場合が多いので、筆者とは違う意図かもしれません。

以下に筋肉の作用を述べます。

三角筋前部線維の作用
・腕を下ろした状態 → 屈曲と内旋
・90°屈曲した状態 → 屈曲と内旋
・90°外転した状態 → 水平屈曲
三角筋後部線維の作用
・腕を下ろした状態 → 伸展と外旋
・90°屈曲した状態 → 水平伸展
・90°外転した状態 → 水平伸展
棘上筋の作用
・肩の外転
・肩の内旋(前部線維)
・肩の外旋(後部線維)
棘下筋の作用
・肩の外旋と外転(上部線維)
・肩の外旋と内転(下部線維)
・90°屈曲した状態 → 水平外転
大円筋の作用
・90°屈曲した状態 → 内旋と伸展
・90°外転した状態 → 内旋と内転

ざっくり言うと、相手を引きつけたり、持ち上げる時に使う筋肉をアシストするためにテーピングを貼っているのだと思います。

丸藤選手の右肩の怪我についてググると、2010年のDDTでのvsケニーオメガ戦がヒットします。※DDT UNIVERSEで視聴可能です。

「変形性頸椎症性神経根症」という頸椎の神経が圧迫されることが原因で右腕が動かなくなったようで、その時に負傷してしまったようでした。その後の試合でテーピングをしている姿を見た記憶がないのですが、この試合が遠因になっているのでしょうか。

飛翔でヒデオ・イタミ選手に対して行ったポールシフト式エメラルドフロウジョンは、相手を持ち上げて右腕に移動させた際に支えきれず、不格好な形で落としてしまっていました。

やはりこの時は右肩の状態がかなり悪かったのかもしれません。個人的には、G1 CLIMAX 26でのvsオカダ選手で見せたポールシフト式エメラルドフロウジョンが、凄く綺麗に決まっていたので印象に残っています。

怪我を感じさせないのがプロですね

今年は膝の手術をされていましたし、長年の選手生活であちこちボロボロになっていると思います。そういった状況でも相変わらず怪我を感じさせない動きを魅せるのが凄いです。

去年はアレックス・ハマーストーン選手とのシングルしか見れませんでしたが、やっぱり生で見ると更に華があるなーと思いました。

プロレスで怪我をしない様に頑張って欲しい!というのは矛盾しているかもしれませんが、大きな怪我なく選手生活を送って欲しいです。